■ Performing Arts....BATTLE MIX 2011 GEAR Vol.3

....Impressions(単なる感想:NORTH Version)....



NORTH Version(2001.01.07.Sun.& 01.08.Mon)


2001.01.07.Sun.

キタバージョン初日。
African(とゆーダンスのジャンル)テイストなダンス。
それと、Locking。そんな中からアキさん登場。
ソロダンス。久々のアキさんのダンス。
4人でも、3人でもないダンス。
2人...なわけないから、ちょっとフクザツ。
でも、やっぱりアキさんのダンスは見る価値あり。

見る価値あり! と言えば、この前のODD Vol.16で
優勝した「3D CREW」のACKYさんのPoppin。
こんな前で見れることなんてないのでね。
あとはゲストの「J-TRAP」ダブルダッチってのも
そうそう見られないでしょうから。

ストーリーなどはさておき、とりあえず主人公な
アキさん。子どもの頃になりたかった夢が「ヒーロー」
だったなんて、ほんとのアキさんと軽くダブって
なんだかついつい応援したくなる。

バトリーグのプロになろうとするアキさんの前に現れた
ライバル役、アジアチャンピオンに白川さん登場。
すっごいクール様が、一段とクールで、いつも以上に
取り乱して「うわぁー! ステキ!」と思う私たち。

白川さんのトレーナー役として登場した浜本さんは
「シアター・ドラマシティっておしゃれなとこやし
ダンスイベントや言うて来たのに、これ?!」
と、つい文句を言ってしまうほど(笑)
ラクダのパッチスタイル。ラクダの腹巻き。
おなじみのおかっぱ頭。

いろいろボケてはみるものの、なかなかうけない状況に
「うけへんなー」と。おかっぱが変というのでようやく
客席の空気をつかんだ浜本さん、輪ゴムでおかっぱを
まとめてました。「マイクみたい」とつっこまれてた。
調子に乗れてきたたのか、白川さんの台詞をすぐ
真似するお茶目さんぶりも発揮。

アキさんと白川さんの再会シーン。
いじめられっこだった白川さんを「白川短足」なんて
呼ぶアキさん。「足短いなぁ、可哀相やなぁ」
それに対して「可哀相言うな」とつっこみ。

2人が顔を見合わせて、闘志を見せ合うシーン。
なのに、なのに、どうしてそうなの(笑)
半笑いなのや、あわやキス寸前、っていう(^^;)

浜本さんは出てきたら、ここで何とかしなきゃって
いう感じなのか必ずボケてました。
あゆみちゃんに白川さんがスーツを頼むシーンでは
「わしにも、大至急、腹巻き作ってもらえませんかなぁ。
今度のコンパに来て行きたい」

このシーンを受けて、記者会見のシーンでは
「チャンピオンはトレーニングが僕はコンパが
ありますので」って。思わずくすっと笑う。

「トレーナー、メニューを増やしてくれ」と
白川さんが本気になるシーンで、浜本さんが何度も
おかしく「えっ?」「えーっ?」と繰り返す。
というのも「俺、これで出番終わり」なんだそう。
さらに何度も「えーっ」を繰り返す。ちょっと愉快。
白川さん「気ぃすんだか?」

この後、アキさんと白川さんのトレーニング風景を
イメージしたダンス。アキさんのパンチが当たるはず
ないのに、その動きと同時に白川さんが倒れるシーンが
個人的にはすごくすごく好き。
お互いをにらみ合うシーンもすごく好き。

しかし、アジアチャンピオンともあろう人間が
「地の果てまでも追いかけて」っていうからには
どんだけイジワルしたんだろうね、アキさんは...
って思ってたけど、子どもの頃の回想シーンでは
アキさん、白川さんをいじめっこから助けてたのに
びっくりする。

で、このびっくりが、エンディングの白い天使の羽根を
見ながら次のストーリーを想像させてくれる。
今回の展開、やっぱりすごく好き。

ラストは3人揃って登場。浜本さんももちろん登場。
2人は分かるけど、さすがに浜本さんもTシャツだった。
ここであえてラクダ...は、さすがに、だめ??(笑)

2001.01.08.Mon.(matinée)

2日目マチネ。
全体を通した後で分かることだけど、この回が一番
台本に忠実で、お遊び気分ゼロ、アドリブゼロの
シリアスバージョンだった。

ので、浜本さんも必要以上に絶対ボケないし、脱線しない。
そうそう、ちゃんとトレーナーらしく、黒のジャージ
スタイル。ある意味、貴重な浜本さんだった。
せっかくの黒ジャージでかっこいいのに、今日はコンパも
行かないようだ(笑)

アキさん、清水家さんもギャグ抑え目ムード。
そうなると俄然光るのがコウジくん(=平中功治さん)の
演技。もちろん、あゆみちゃん(=山本操さん)は
言わずもかな。

全然関係ないけど、あゆみちゃんみたいな女の子、なんか
すごくいいなぁと思ってしまう。ちょっと惚れちゃう(^^;)

元タカラヅカの仁科有理さんと美月ノアさんのショーは
唐突で、演ってる方もタイヘンだとは思うのですが
プロだよなぁ、と思う。で、何が違うかって、舞台の使い方。
あまり前の方でばかりやられるより、ここぞって時に前へ
ぐっと出られたりする。どこで見てても圧迫感も、逆に
引いた感じもせず、すごく普通に見られることに気づく。

当たり前のことすぎて何とも思ってなかったけど、こういう
何気ない時にふと感じる。プロの見えない技。

全体的に笑いムード控えめな中、ダブルダッチコーナーで
清水家さんとアキさん、2人でジャンプ。
お見事でした。

そうそう、後でメールでうかがったのですが、J-TRAPの
ダンス実演でタモさんとリュウイチさんが2人でやる
短足ダンス(分かる??)を、舞台袖で見ていた
アキさんと清水家さん2人で、真似してたそうですよ。

そんなアキさん、「俺は水やけど」の台詞がどうしても
言えないご様子だった。言えたらほっとしてしまう。

ラストシーン。アキさんと白川さんの一騎打ち。
昨日はどうなることか、というぐらい、2人の拳が
がちんと合っていたのだけど、今日はクロスしてた。
微妙だけど、どっちが勝ったか、なんとなく予想できる
そんな感じ。

白川さんが前を向いたまま、間をやたらためてたのが
印象的なエンディング。

もひとつ物足りなさを感じつつも、5回もあるのだから
こういうのもありか?! とも思ったり。
しかし、今回はストーリーがとてもしっかりしてたので
ダンスやお芝居を見るのなら、このぐらいがちょうど
いいのかも、という風にも思ったり。

ただ、ギアトランス4が好きな人間としては。かなり
物足りないぞ(もちろん、3人っていう時点ですでに
物足りないのだけれど)という気持ち。

2001.01.08.Mon.(soirée)

楽日ソワレ。
なんだかんだ言ってもキタバージョンの最終。
マチネな感じのまま終わってしまう訳がない...と
思っていたら、やってくれました。

浜本さん、ボケるボケる。コンパにも参加するそう(笑)
白川さんの「趣味は着道楽でね」にかぶせて、浜本さん
「僕は喜怒哀楽が激しくてね」と喜怒哀楽の激しさを
表現しておられました。つい笑ってしまう。

医者(ということで登場するマジシャンの内田さん)を
呼ぶあゆみちゃんの「あっちよ!」の合図でなぜか
いきなり舞台を駆け抜ける浜本さん。会場騒然(笑)

アキさんも「上から降りてきたりしたらあかんよぉー」
なんて浜本さんを煽ってた。浜本さん、一番高いところに
登って、手で大きく×を作って「天井からは無理」と
言う合図を送ってた。

そういや、J-TRAPのダブルダッチにお客さんで挑戦
してみたい人ー?!っていうコーナーがあるんですが
それに元気よく手を挙げる人が...あれ?
浜本さん!!

なんと浜本さんは客席にまで登場。アキさんに「ダメ」
って言われたら、すごい落ち込みよう(の演技)。
...うーん、飛んで欲しかったぞ(^^;)

それから何度か、浜本さんは舞台を駆け抜けては
去っていかれました。
もう、次はいつ出るか、軽くどきどき。

そうそう、アキさん。なんで浜本さんを呼ぶのに
「ひろあき」じゃなくって「ひろゆき」なの??

そんなわけで、アキさんと白川さんのシーンもそうそう
マジなシリアスばかりではなかった。
にらみ合うシーンでちょこっとハプニング。
靴をちょこっとふんだらしい。

で、アキさんを蹴る白川さん。
もちろん、白川さんを蹴り返すアキさん。
なんかお茶目でした。

清水家さんも、カメラを持ち出すギャグを始め、お笑い
芸人絶好調、といった感じ。
ようやく、楽しくなってきたぞ、という感じ。
だからこそ、余計に、ここにケンさんがいてくれたら
なぁ...とか、せっかくだから3人でなんか...
とか思ってしまうんだよね。うーん。

でも、何週間後かに、ここに立つケンさんに、決して
アキさん、白川さん、浜本さんの3人は負けてなかった
そんな思いはしっかりとあったりする。

ミナミバージョンは変わるそうなので、ちょっと
そっちに期待を残しつつ。


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