■ Keep Dancing....水玉れっぷう隊が踊るイベント

音楽劇『イシマツ』 踊る東海道



2002.03.17 雑感




全体的なこと


今日は一言で言うと「初心に返った」。

脱線やアドリブもやや控えめで、ムネオハウスなど、一連の展開の
中でも確実にウケているものだけを使用した、という感じでした。

だから、ちょっと物足りない感じもしないこともないんですが
逆に新鮮だったととらえることもできますね。

こういう日は、他の人や、芝居そのものも割と見えてきて、それが
いいのか悪いのか(粗が見えると悲しいけど)というところ。
気になっていたところが妙にクローズアップされてみたり...
ということで、前からずーっと思っていたのですが、ええい、この際
思い切って言うぞぉ。

最後の都のところに描かれている飛天、舞台向かって左側の飛天は
天女と言うよりは阿弥陀如来じゃないですか、ま、それはまだしも
右側の...。どう見ても洋風の天使ですやん(^^;)

これはもうすぐ明治になるということで、ちょっと時代を先取りして
和洋折衷、という意味でしょうか。時次郎さんのイタズラ?!(笑)
なーんてね。

あと、大政奉還と亀姫のつながりですけど、大英断を下したのは
朝廷ではなく、時の将軍(幕府)だと思うのですが、そうなると
亀姫が直訴するべきなのは朝廷ではなく、幕府なのでは...?!
理系娘なので、歴史は苦手だから、大政奉還の本当のところが実は
もひとつ分かっていない発言かも。それなら申し訳ないです。
詳しい方、教えて。どうしてもここが理解できないんですよ(^^;)

そんなことを思いつつですが、やっぱり脱線がなくとも、水玉さんが
出てくると楽しい気分になります。今日は日曜日ということもあって
私たちの周りにはお子さんも多かったのですが、「また出てきたー」と
大好評のようでした。ダンスっぽい動きや、ひっつき虫には大爆笑。

そうそう、そんな水玉さんたちと比べて、主役陣はアドリブが今日は
多かったです。ボケて笑ってる京本さんは、白川さんに本当に似て
います(笑) 一瞬、白川さんだったらもっと面白いのにとか思って
しまいました。あはは。

で、白川さんが出てくれば、その相方さんもぜひ...なんですが
どうしても浜本さんっぽい役柄ってないんですよねぇ。九尾の狐は
格好よすぎるし、関取でもないし、狸って感じでもないし(しかも
女王様だよ)、浦島太郎もちょっと違うよねぇ...?!

なんて思っていたのですが、思わぬところで思い出してしまいました。
アキさんが「石松」と「右松」を説明するシーンで、もうすっかり
おなじみになった「1000円くれた」のくだりで、です。

「やってる時なんですよ、こう、つかつかつかーって歩いてきて...」

これが、すっごい似てたのですよ。その「つかつかつかー」っていう
スピード、ニュアンス、本当にこっちが吃驚するぐらい(笑)

そういや、水玉さんって営業でもあんまりお客さんに何かをせびったり
というようなつかみのネタってしないよなぁって思うと、ますます
NGKなどで、この「金くれ」ネタをする$10が頭をよぎってしまうのです。
もちろん、若手のおなじみのつかみと言われればそれまでなんですけど
とにかくこの「つかつかつかー」が、もう、とっても浜本さん風(^^;)

また4人で、なんかやってくれないでしょうかねぇ。
夜のミナミ対決はさておき...(^^;)
こういう、いろんな要素の入った、いろんな面が見られるのが、ね。

そんなことをいろいろ考える私たちを、今日一番驚かせてくれたのは
九尾の狐さまでした。フィナーレでのその姿!
本当に狐のしっぽが...本当の狐さんみたいな感触っぽいしっぽに
狂喜乱舞。

水玉さんもなんかつけちゃえ(笑)

さて、こんな舞台もあと一週間になってしまいました。
あとどれだけ見に行けるか分かりませんが、最後まで、水玉らしい
狂言回しでいてくれたらいいなぁと思います。

水玉れっぷう隊ならでは! の狂言回し。
水玉れっぷう隊じゃなきゃできない狂言回し。
そんな狂言回しを追求していっていただけたら...観ている方も
大変嬉しゅうございます。

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