■ Keep Dancing....水玉れっぷう隊が踊るイベント

音楽劇『イシマツ』 踊る東海道



2002.03.12(ソワレ) 雑感




全体的なこと


マチネではどうなることかと、ひやひやしたのですが
どうやら、もう流石にお目覚めのご様子。
こちらも、安心して見ることができるのであります。

いや、よくよく見ていると、アキさん、やっぱりミスが今日は
多いのですけど、それすら笑いにしちゃってたり。そういう
余裕があるほど、楽しい舞台だったので、かんだのもそれなら
いいや、ってほど。

ですので、ちょっと今日は感想を多めに。

前にも書いたかもしれませんが、やっぱり水玉さんのもつ
空気に改めて驚いています。

始めは「誰? この子ら...?」という雰囲気の客席が
水玉の2人が出てくるだけで、笑いが生まれる雰囲気に。

狂言回しが出てくる回を重ねるごとに、笑いの量が増えて
くるから、あら不思議。

日曜日だったかしら、偶然、隣に座っていた、岡さんファンの
おばさま(岡さんからもお母さんと呼ばれている方)から
「水玉の2人が出てくると、舞台全体がやわらかい空気に
なって、いい感じになるね」と、褒めて下さってました。

まさに、そんな感じ。
出てくるだけで、水玉気分。

あと、舞台は、日ごとに変化するのですが、イカも、カメも
狸も狐もだんだん水玉ティックになってきているような...。
ちなみに、今日はカメさん、大爆笑をかっさらっていって
ましたよ。そのせいで、主役の2人もアドリブ満載。

どうも、水玉さんで会場がほんわかムードになると、他の
共演者の方々も、ついつい笑いを取りにいきたくなるので
しょうか。アドリブが増えてきます。

そうなると、役者魂をかきたてられる方もいるのでしょう。
ますます演技が冴え渡る、そんな方々もいるから、舞台が
緩急ついて、本当にいい感じ。

さて、すっかりアドリブではなく、台詞になってしまった
勢いのある「ムネオハウス」ですが、これはもう完璧に
ワイルドカードですね。宗男さんがこの公演中にもう一暴れ
してくれれば、これ幸い?!(笑)

そうそう、いつか出るだろうと思っていた、ケンさんの伝統の
宝刀とも言えるべき「匍匐前進」がついに出てきました。
「ついに来たー!」という私たちとは裏腹に、水玉さんなんて
初見が多いお客さんは、きょとん...。うーん、残念。

水玉さんのことばかりなのも何なので、他の方たちも。
トランペットな斎藤さんは、「仕事人」でいくのでしょうか。
音楽劇ですからね、もっと吹いてもらいたいですよ。
あと、トーコさんや岡さんなど、歌声がまたいいんですよ。

そういや、全能コンビは歌を歌わないのです。
「音楽劇」なのに。

せっかくだから、水玉さんのデュオが聴きたいですわ♪

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