■ Keep Dancing....水玉れっぷう隊が踊るイベント |
音楽劇『イシマツ』 踊る東海道 |
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初日(2002.03.02)雑感 全体的なこと ケンさんが昨年(正確には一昨年の年末)niftyの演劇サイトでの BOYS TIMEについてと今後というテーマだったと思う、そんな インタビューで「相方と、アキと一緒にミュージカルとかお芝居が したい。その中で、笑わせたい」とおっしゃっていたのですが その願いが1年で達成されちゃいましたね。 そんなめでたい(?!)2人揃っての舞台は、中日劇場の3月特別 公演、京本政樹さん主演の音楽劇です。 流石にBOYS TIMEと違い、出番も少ないし、アドリブなんて もってのほか、と思っていたのですが(ついでに言うと値段も 高いしさぁ)...。 しかし、そんな思いはどこへやら! 終わって出てきたのはただ一言「水玉さん、最高でした!」 水玉さんは「狂言回し」という、現代劇で言うところの「ストーリー テラー」の役どころです。ですから、基本的にはお芝居に絡む ことはないのですが...。 この狂言回し、自分たちでも「全能の狂言回し」とか言ってますが この台詞の真偽は、お芝居を見れば分かります。もう、おばさま たちからも「かわいい!」と言わせるその姿、どうしましょう(笑) だって「タップもできる、踊る全能の狂言回し」ですもの! 2幕12景(途中休憩25分を含む計3時間!)の舞台の中で 水玉さんが出てくるのは、確かにそんなに多くはないですが 芝居一座の口上師として登場したり、最後のショーでは黒い タキシード姿だったり、見どころ満載。 場太郎ことケンさんは、台詞の言い方から時折見せる仕草まで 本当にかわいらしさ全開ですが、たぶん長男なんでしょう(笑) しっかり者担当のようです。時々ミスするのもご愛嬌。 一方、時次郎ことアキさんは、ボケたがりぶりは相変わらずです。 でも、この人、つっこんでる時の方がよりよかったりして(^^;) 流石、東映出身で若干20歳で近藤真彦と新歌舞伎座で同じ 舞台を踏んだ男です。ほぼ完璧なのですよ。 てなわけで、とにかく可愛い。 2人で掛け合いしながら場面を説明するのですけど、そんな ことは、もう、どーでもいいくらい(笑) ちょんまげ、裃袴姿で、タップしながら出てきたり、ダンスを しながら喋ったり、時にはネタしたり、などなど。 出てくるのが待ち遠しかったです。 最後のタキシード姿には、マジで魂を持ってかれますわよ。 今日は初日なので、これからどう変わっていくのかなぁという 楽しみがいっぱいでした。ただ、一座の音楽劇中ダンスがあまり 揃ってなかったこととか、京本さんの声がかすれてたこととか 気にはなるのですが、なんとかなるのでしょう。 今回は流石にやめておこうと思った「特設イシマツ」そして 「今日の水玉れっぷう隊」をやっぱりやろうと、できる限りやろうと 心に誓うゆみ&なみなのでありました。 本編は狸の女王様こと寿ひずるさんの貫禄にまず感動。 そして、九尾の狐こと岡幸二郎さんの格好よさに圧倒。 この狐と狸の最後の戦いのシーンが一番好きかも。 三日月がステキすぎ。歌もダンスも抜群。ここだけでも見る 価値、大ありってもんですよ。 およそ1ヶ月の長丁場公演、見る方もじっくりと参りましょうか。 |