■ Keep Dancing....水玉れっぷう隊が踊るイベント

BOYS TIME(1999-2000年版)



大阪2日目(2000.02.06)雑感




from NAMI


入場時に5日にはなかった「アンコール盛り上がってね」
というチラシを手渡される。なんとなくエンディングに
「立て」といわれているような気がしないでもないが(笑)
「立ちたい」けど周りが気になって「立てない」私には
これ幸い。ありがたいおことばでした

ちなみに周りが気になるというのは
「私一人だけが立つと恥ずかしい」と
いうたぐいのものではありません。そういう羞恥心は
あいにく持ち合わせていないので
私が立つと「後ろの人が見えなくなる」という心配です

立ってもいいお約束があると
そーゆー心配しなくていいですよね
もし私が立席することで前が見えなくなるのが不服な
あなたは、舞台に満足しているということだから
私と一緒に立ちましょう(笑)

とかいいつつも、立ちたくても物理的に立てない状況の
お客さんがもしかしたらいらっしゃるんじゃないかとか
考え出すときりがないのですが
劇場の作りが完全に対応していれば問題なくなるのになぁ

さて、内容
3回みたけどやっぱり「借金大王」がわからない
似通ったキャラの「No.1 ホスト」が
その後「ヅカの振り付け師」になるのに対して
変化がない「兄弟」

なぜ不変。「悩み」がないから「変わらない」?
...そんなんと違うなぁ

それから、借金大王&弟を観ていると
ベタに「蒲田行進曲」を思い出してしまうのは私が悪いのか?

あと、気になったのは
地元大阪ということで緊張の糸が少したわんでしまった
ご様子のケンさん。といっても手を抜いてるわけでもなく
とちるわけでもなく、ただ、疲労がちょっと
外に出てきている感じ

一応、当方ケンさんのファンですので
そのぐらいの変化は見て取れる(と勝手に思ってる)
こんなときアキさんがいてたら
客が気が付かないうちにフォローに入ってくれるんだけどなぁ
もちろん佐藤さんがどうこうっていうのではなく
それが水玉れっぷう隊の8年の歴史というものなのでは
ないでしょうか





from YUMI

今回はtakiさんも一緒に朝から行って参りました
別にtakiさんがいたからというわけでもなく、ただ素直に
宮川大輔さんの演技が昨日観た時に、東京で観た時より
ずっと「役者」になってたので、びっくりしたよぉって
叫んでました、私

他にも、藤井隆くんがぐっと他のメンバーに追いついていて
そのうえ、立派にあの添乗員役を自分のものにしていたことや
ダンスだけしか目に入らなかった人の演技の雰囲気とか、逆に
演技で目立ってる人のショータイムでの輝きとか
そういうのがこの1ヶ月で、どんどん増してきてるなぁって
そういうことも思ってました

何でこうなってるのか分からないのだけども、私の周りには
なみちゃんをはじめ、自分の好きな芸人さんには
やたらとスパルタな勢いの人が多い
なので、余計、語調が褒め称えモードだったかも

でも私、嘘つかない
いいものにしかいいとは言わない

ご機嫌を取らなきゃいけない友だちならいらないし
仮に、つきあい半分で心にもないことを言うと
たぶん「あ、ゆみさん無理して言ってくれてるんだな」
とか言われるのがオチなので
  実際、そうはっきり言うような人ばっかりだ
  でも、そういう貴方たちが大好き。これからもよろしく

そんな私の今日の感想
ケンさん、お疲れ?
もしかしてちょっと気が緩んだ??

ジャンプしてる高さだって、スピードだってキープできてるし
いや、もしかしたら私の思い過ごしか、なんて思ったり
してしまうのですが。もちろん、手を抜いてるなんて
これっぽっちも思ってませんよ

ただ、大丈夫かなぁ、って

入場時に渡された「アンコールは盛り上がってね」という
チラシが、どうもなんとなくエンディングに「立て」
「もっと盛りあがれ」と言われているようで、それなら
もう絶対ホントによかったぞって思わないと立たないぞって
そこまで思っていたのも手伝って、完璧を求めようとする私

でも、「借金大王」を見ていてちょっと思った
人間って、いつもいつも完璧じゃないんだよ。当たり前だけど
そういう日だってあるんだよ。無理しなくていいんだよ


やりたい、という気持ち
やるぞ、というための裏づけ
みせたい、楽しませたい、という気持ち

そのために必要なもの
やれるだけの稽古と心構え
自分も楽しむぞ、という気持ち
そして、それらの気持ちを伝えるための
人(キャスト&スタッフ)と手段

この「手段」が難しい
きっと簡単なようで、きっと一番難しい

でも、手段がしっかりしてるから、思いっきりできるんだと思う
みせたいというケンさんの気持ちが、しっかり表現されている
舞台構成がここにはある
  それは決して、ハプニングや「普段っぽい」なんて言葉で
  表現される安っぽいものではなく、役の中で、ショーの中で
  きちんと「客にみせるもの」として確立されたもののこと

それで、私たちにきちんと伝わるから、立ちあがって拍手する

ありがとう
歌い、踊りつづけてくれるケンさんへの言葉
その気持ちが、パワーなんだね

亜門さんが言ってた「時折垣間見れる素の部分が大事」という
ことが、今日、頭でなく心で少し理解できたような気がした

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