■ Keep Dancing....水玉れっぷう隊が踊るイベント |
BOYS TIME(1999-2000年版) |
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大阪初日(2000.02.05)雑感 from NAMI 東京で1ヶ月上演後の大阪公演 座席が後ろの方だったのと個人的には2回目の公演になるので 「個人より全体」を楽しんできました ということで、表情の見えにくくなるストーリー部分より ショータイムの方が印象強く残りました いろいろな色の袴がはためく殿中ダンス 日本男児はやっぱりこれでしょ剣道ダンス ケンさんの個人技が決まったカウボーイ いつのまにあのような回転技をマスターしたのでしょう BOYS TIMEに入る前にはなかったあのスピンの早さ 私の中ではかわいいロックダンスの松谷さんが ハードなブレイカーにもなっちゃったんだなぁ 会場の客席もほぼ見渡せる位置で見ていて気になった ことは客席の温度差がかなり激しかったことです しれーっと見ているお客さんと 曲が始まると同時に、フルスロット手拍子しているお客さん 隣の盛り上がりに引いてる人もちらほら(笑) ゆみちゃんがとなりで「大阪の客はのりが悪い」と ぶちぶち言ってましたが、私はそうは思いません 初めて見るのに、しょっぱなから手拍子できる方が 私にはちょっぴり不思議な光景です そもそも、この日スタートから手拍子して 楽しさ満喫してたお客さんっていうのは 東京公演を一度観た方が多いのではないでしょうか 大阪公演も回を重ねれば、「のりのいいお客さん」って いうのも増えるんじゃないでしょうか ところで「元気ないぜべいべー」は たたいてもらえないことを前提に用意されている 駆け引きですよね。ここが、のりのりのいけいけだったら ケンさん、どうしようもなくなって 本当に困ってしまうかも。それはそれで見てみたい(笑) 2回目ということで「田中さん」の伏線にやっと気づく ちょっと情けない。一回目でわからんか? 大晦日はうかれすぎていたなぁ。反省 1月前にはしっくりこなかったかやくご飯メンバーの 悩みが私なりに解釈できました 宮川さんの中の「リョウさん」のおかげです と、なるとやっぱり何が悩みなのかわからない 「借金大王」様は問題です ただのにぎやかしキャラだけではないと思うんだけどなぁ 何のために「借金大王&弟」はツアーに参加したのでしょう? from YUMI あれから1ヶ月以上も経ったのか、という気持ちで わくわくの大阪初日 「ケンさん、お帰りなさい」気分で能天気に観に行ったものだから 一人だけやたら調子に乗ってました なみちゃんに、「隣でそんだけやられたらひくよなぁ」って たしなめられました う〜〜〜〜ん、私なりのミュージカル鑑賞法をお勉強したつもりで それを実践したつもりが... というわけで、私としては、かなりかなり温度差の低い方ばかりが 気になってしまったのでした。たぶん、私がもう少し冷めてたら 逆に盛りあがるお客さんにひいてたんだろうなぁって わがままです。このへん オペラグラスも忘れて、細かいとこなんかもともと覚えてないし どうせならってことでざっくり楽しんでみました だから、ショータイムとか、ストーリーそのものの方に 興味がいってしまったようです。ケンさんがどうだったかなぁって ことはあんまり今回は気にせずに...(^^;) やっぱり、土田脚本はしっかりしてますよね 改めてふむふむ、とうなるところあり。今ごろ気づいたかって 言われたらそれまで、ですが ショータイムとストーリーの配分、切り替えのタイミングが 絶妙ですね。ショータイムとストーリーの設定がきちんと リンクしてるのだけでなく、ショータイムと銘打たなくても ここでこういうダンスっぽい要素を入れるのか!! とか 演出って、タイヘンな仕事だなぁと改めて思いました これが、宮本亜門、なんですね 脚本は東京を基本に書かれてあるので、地名やら何やら全部 関東人向けっていうか、関西人にはもひとつぴんと来ないのですが ケンさんのアドリブだけは、ちゃんと大阪仕様なんで感動 そのケンさん、大阪公演では、東京初日に見たときより また一段とかっこよくなっているのにびっくり そりゃすごいよ。明日も、次も、絶対期待しちゃうよ、って感じ 「I Love 大阪」なんて言われると、嬉しいねぇ ケンさんから言われると、本当に本当に嬉しいんです 正直なところ、ケンさんが、このまま、ミュージカル俳優として やっていっちゃうのかなって思うぐらい立派になって しまってたので、不安で仕方なかったのです そんなちょっとフクザツな気持ちで観た、でもとても 嬉しい楽しい気分で家路についた大阪初日でした |